BIKE FIELD
私のバイク歴
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ツーリング紀行
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ツーリング紀行
2010年10月23〜24日(土〜日曜日)
只見一泊キャンプツーリング
福島県・只見町青少年旅行村「いこいの森」
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@一泊ツーリングを企画…
北海道ツーリングで意気投合している4人が次に企画したのが、バーベキューキャンプ一泊ツーリング。
道中を旅行中、キャンプでのバーベキューの楽しさは格別なものがあった。そんな楽しい思い出の再現をこのキャンプツーリングに求めた訳である。
また、この季節、紅葉ツーリングとしても面白く、紅葉とバーベキューはより深い楽しみを与えてくれるはずであった。
しかし、この中秋のキャンプに心配も無いわけではなかった。
夏用装備でこの季節を乗り切ることが出来るかどうか。心配な点は尽きない。
とにかく行ってみなければ始まらない。
実行あるのみとばかり10月23日から24日の一泊で近県初めてのキャンプツーリングとなった。
一方、愛車CB1300SBは相変わらずドック入り。既に50日が経過しているのにまだ完成していない。
いったいどうなっているのだろうと頭を傾げてしまう。本当に直す気があるのだろうかと疑ってしまう販売店の態度に憤りを感じる。
仕方なく、今月のキャンプツーリングも試乗者として借用しているCB1100で行くことになった。
■10月23日
A集合は東北自動車道蓮田パーキング
前日のうちに、キャンプに必要な道具を一式縛り付けておいた。また正確な燃費を計測するためガソリン満タンにしておいた。
集合は、東北自動車道蓮田パーキングエリア9時。
念のため、家を7時出発。
R16号高槻インターから蓮田に着いたのは8時20分頃。集合時間より40分前に到着した。
蓮田パーキングは紅葉シーズンもあり大渋滞。駐車場入り口に向けて数キロの渋滞となっていた。
時間近くになり仲間が次々と到着してきた。
9時20分最後の一人が到着。
これで4人全員が揃った。
さすがにポーズも自然にでてくるようになった!
蓮田パーキングから高速道路をみると既に渋滞が始まっている。
そんな中、只見に向けて『西岡』『遠藤』『富田』『岡田』各氏は9時30分過ぎ蓮田Pを出発した。
B高速道路は大渋滞
南那須塩原インターで降りる予定の高速道路は決して順調ではなかった。
スムーズに走れる区間より渋滞している区間の方が長いように感じられる。
しかしそこはバイクのこと。ある程度のスピードで車間をぬって走ることができる。
こうなるとヤッパリ車には乗ってられないねと常に話題に上る。
12時ごろ高速道路を降り、昼食をとることとなつた。
C前に来た『信吉』で昼食 夕食は肉中心なので、昼食は蕎麦にすることにした。
塩原手前R400バイパス沿いに『信吉』というそばやさんがある。以前ツーリングで立ち寄った所だった。
ここは、蕎麦の腰もあり美味しく頂いた。
お腹も一杯になったところで、13時過ぎ只見町に向けて出発した。
D塩原・南会津街道から只見町まで…
とんでもない渋滞ではと思っていた塩原温泉街もすんなりぬけ、標高770mの尾頭トンネルをくぐり、いよいよ南会津街道へと進んだ。
紅葉を期待していたが、温暖化?のせいかまだまだ紅葉を楽しむまでは至っていない状況。少しガッカリしながらも先を進むことに。紅葉が進んでいない単調な道路と昼食後のせいか、眠気に襲われそうになり暫しコンビニで休憩。その後元気を取り戻し再び出発。
田島からR285を南郷町まで。R289を只見まで来た。
今夜の宿泊地“只見町青少年旅行村いこいの森キャンプ場”に15:30頃到着した。
E中秋のキャンプ場
受付を済ませたら“今夜は貸切”ですと言われてしまった。
この季節、やはりキャンプで楽しもうという方は誰もいなかったということが分かったが、我々ほか誰もいないのは全て独占できるということ。広々とした静かな秋のキャンプ場の風景が妙に気に入った次第です。
しかし若干の心配事が… それは最近各地で頻繁に出没している“熊”さんである。注意しないと…
テントを設営。バイクの直ぐ側に設営できる。 温泉保養センターでお風呂 1人500円
先にテントを張り、それから夜食の買出しとお風呂を頂きに町に繰り出した。
夜食は、地元のスーパーに…。牛肉はすき焼き用しかなく、それと豚生姜焼き用、茸、野菜、おでんパック、飲み物を購入した。
支払いは、お一人様1100円也。
貸しきり状態の吾妻小屋の下がバーベキュー宴会会場
温泉施設は只見温泉保養センターがあり、休憩施設として食事もできる。お風呂は小さめだが、何となく落ち着く温泉であった。
さて、キャンプ場に戻った頃は辺りは暗闇に包まれ、お腹の具合もちと寂しくなってきたので食事の用意にとりかかった。
食事係りは、毎度ながらも遠藤が担当。
食材をカットして適当に皿盛して、いよいよバーベキューが始まった。
オートバイの今昔物語、皆さんの身近な方の話、仕事の話、その他で相当盛り上がり煩そうだったはずではあるがここは我々だけ。他人に迷惑は賭けようがないという安心感からもついはめを外しがちに…
だいぶ冷えてきたので、最後にインスタント・味噌ラーメンを作った。寒い季節にはラーメンは答えられないもう一つの味覚。体全体が温まってくる。
これでもかといういうほどたらふく頂き何とか完食した。
少し足りないというより、もうこれ以上は食べられないという“幸福感”は最高である。
そんなこんなしているうちに深夜近く、暗闇から物音が・・・緊張が走った。
“熊”か!? こんな寂しい所で熊に遭遇したらシャレにならない。テントなんてひとたまりもない。
暗闇を懐中電灯の光を頼りに見回してみたが、五感の退化した人間では到底分かるものではない。
とりあえず、それ以降何事も無かったので、ゴミを回収し1時ごろ休むことになった。
皆様とお休み御礼を行ってからマイテントに入ったが、コーヒーと紅茶を頂きすぎ、中々眠れない状態が続く。疲れているはずなのに困ったものだ。静けさの中周りのテントからは鼾のみが聞こえてくる。
そうこう思っているうちに辺りが薄明るくなってきた。
■10月24日
Fキャンプ場撤収
6時30分過ぎ全員起床。
今朝の朝食は昨晩多すぎて食べられなかった“おでん”。
朝食はおでん
朝食として少し重い気もするが残していっても仕方がないので全員に食べてもらった。残すことなくこれも完食。
調理担当者としては食材が全て完敗。心置きなく撤収できる。
テントをたたみ、身の回りを片付けて、最後にゴミを拾い、10時ごろ出発した。
G謀観測地へ
せっかく南会津まで来てこのまま帰るのも能が無いので、富田氏が天体観測によく使っているという南会津の観測地に寄ることになった。
11時45分到着。
ここは冬はスキー場として有名な所だ。それ以外の季節はシーズンオフとなり人気も少なくなる。サッカーコート3面ぐらい入りそうな広大な駐車場敷地があり、ここが観測ポイントとなる。東に小高い丘があり、南から西にかけて南会津のはるか山並みが見える。北側には宿泊施設があるが全く問題なさそうだ。
11月新月の天体撮影をここでやろうという話になった。快晴の晩を願うばかりだ。
H帰路に・・・
富田氏が家庭の事情で17時まで帰宅することを余儀なくされ、急いでの復路となった。
南会津街道から、塩原を抜け、西那須野塩原インターから東北自動車道を東京方面を目指した。
高速道路は、首都圏への帰路のため、車の量は多めであった。
急いでいるせいか、車を縫うように追い越し続け無事羽生パーキングまでたどり着いた。
一応ここで解散となり、富田氏は一足先に出発。
我々はというと、飛ばし疲れたせいか、制限速度きっかりで走っていった。やっとスピードから解放され、ホッとしたのは自分だけではないはずだと・・・
それから、私は高槻インターからR16に降り自宅を目指した。
I柏手前から雨が・・・
16号野田にさしかかった所で、ヘルメットシールドにポツポツと雨が当たってきた。まだ本格的ではない。
ところで、カッパや冬用グローブ、パンク修理キットなどは、CB1300SBに格納してある。今回のツーリングではこれらの持ち合わせはない状態であった。従って雨には大いに当惑する心配事の一つであった。
その雨が落ち始めてきたのである。
柏に入ると渋滞も激しくなり、雨も本格的になってきた。
今回は、上着は革ジャンを着て行った。いつものツーリングジャケットであれば、防水加工が施され、短い時間であれば問題ないはずであったが・・・
渋滞の中、車の間をスルスルとすり抜けて走ってはいるが埒があかない。
その内、股の間から冷たいものが進入してきた。膝もすっかり濡れてしまい何となく締め付けられるようで居心地が悪い。しかし運良く革ジャンが意外や意外雨の進入を許さなかった。肘から滴り落ちる雨水をよそにしっかり守ってくれている。ありがたいと思いつつやっと自宅が近づいてきた。
やっとの思いで18時30分雨の中自宅到着。
用意周到な自分としては、ツーリングで雨でびしょ濡れ状態はバイク人生始まって依頼の出来事であった。
■ツーリング後記
・南会津の紅葉はまだ始まっていないようだ。平年だと始まりかけているとは思うのだが・・・やはり温暖化のせいだろうか。
・この頃のキャンプ場は眠りに付く寸前という状況でたいへん静かで落ち着ける。キャンプ好きライダーにとっては超穴場の時期ではないだろうか。そういえば行き交うバイクでもキクャンプ用品を積んで走っているのを見かけることがある。我々と一緒と思うと何故か嬉しくなってしまう。
・長い天体写真撮影歴での厳寒アウトドアーの経験は豊富で自信があったが、中秋の頃近県キャンプバイクツーリングは始めてであった。
自分は装備もしっかりしているし大丈夫と思っていても、初めての人には心配は尽きないと思う。
バイクに乗れるこの季節でのキャンプは、夜の寒さもマダマダ大したことはなく実用性が高いと思っていただけたということは、大きな収穫だと思う。
夏は余暇の関係から当然人が多く、観光地は賑わいをみせるが、中秋の季節のキャンプ場は、ライダーツーリングにとっては大きい穴場だと思う。残念ながら10月いっぱいで閉鎖するキャンプ場は殆んどであるが、春や秋のキャンプ場開園中のキャンプツーリングを今後もやっていけたらと思う。
何と言ってもバーベキューが楽しく面白いので・・・
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●天候
23日晴れ 24日曇り⇒夜雨
●所要時間
出発:23日自宅出発7:00 帰宅:24日18:30頃
●燃費
・走行距離約620.7km ・ガソリン30.68L ・燃費20.23km |
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